ナバホチック マキシワンピース
そんな街LAで
私はバイヤー業をしていました。
朝から車を走らせて
色々な倉庫をまわる。
その倉庫っていうのは
色んな土地、国からやってきた古着が
大量に集まってくる場所。
私も初めて見たときには相当驚きました。
巨大なトラックから降ろされてくる古着は
プレス機か何かでガチガチに固められた
それはそれは巨大なマ四角の塊なんです。
メキシコ人のオバチャンやオジチャンが
そこへワッと群がり
塊をほどいて崩していくと
すぐに巨大なマ四角は、巨大な古着の山に。
古着の山を
私たちバイヤーは
まさに、登って、掘って
その中からお宝を見つけ出すという
気の遠くなるような作業をするワケです。
そして、エアコンがついているはずもなく
LAの倉庫は相当暑い！
埃は凄まじくて
マスクしたり、バンダナまいたり
とにかく負担を軽減する工夫が不可欠。
結局好きでやってるので
宝の山を探し始めたら
没頭してしまうし
時間なんてすぐ過ぎてしまうから。
その長丁場で工夫を怠ると
気管支がやられたり
熱中症になったり
本当に命取りなんてす(笑)
さてこの宝の山。
様々な地域や国から来たんですが
時代もジャンルもごちゃ混ぜ。
どっかの国の小学生が着ていたであろう
謎のキャラクターものTシャツもあれば
60年代のサイケドレス
それも未使用のデッドストックなんかが
平気で出てきたりするんですよ。
こういうのに巡りあったときの喜びたるや。
あと、ランジェリーとか
民族衣装とかもあるし
突然、日本の旅館の浴衣とか出てきた日には
若干癒されたりして(笑)
そして
どこかでキリを付けて
メキシコ人のオバチャン&オジチャンに
ささやかなチップを渡します。
その日に購入して行くときは
事務所で強面のメキシコ社長に支払いをするし
だいたい何処の倉庫も、ツケがきく
というか、商品をキープしておいて
枚数が揃ったときにまとめてお買い上げ
そのシステムが普通なんです。
つづく。
ナバホチック
#マキシワンピース
¥4700
胸元の #レースアップ がセクシー❤
